Adobe Creative Cloud 2021年版リリース

Adobe MAX 2020にて最新バージョンが発表されました!
既にアップデートが可能になっているので、Creative Cloudお使いの方はアップデートしてみてください。
※事前注意事項※
2021年版のリリースに伴いデスクトップツールから2019バージョンをインストールできなくなりました。
2019バージョンを使用したい方はこちらをご覧ください。
以下、簡単に今回のアップデート情報をご紹介します。
今回発表された新製品
Illustrator iPad版

- 自由度の高いApple Pencil + iPad描画環境を活かし、ベクターならではの正確さでロゴ、イラスト、グラフィックを作成
- 放射状リピートやポイントグラデーションでクリエイティビティの新次元へ。1万8千点を超えるAdobe Fontsも提供
- ファイルはクラウドに同期されているので、Illustratorがインストールされているマシンがあればどこにいても途中までの作業を再開可能
詳しくはこちら:https://www.adobe.com/jp/products/illustrator/ipad.html
Fresco iPhone版

詳しくはこちら:https://www.adobe.com/jp/products/fresco.html
各アプリケーションの新機能
Photoshop
ニューラルフィルター

ニューラルフィルターは、Photoshop 内の新しいワークスペースです。Adobe Sensei の技術を活用した機械学習を使用してわずか数クリックで難しいワークフローを大幅に削減できるフィルターのライブラリを備えています。ニューラルフィルターは非破壊的な生成フィルターを試すことができるツールで、クリエイティブなアイデアを数秒で探索できます。ニューラルフィルターは、元の画像に実際には存在しない新しいコンテキスト上のピクセルを生成することで、画像を改善するために役立ちます。
自分でも使ってみました!気になる方はこちら
パターンプレビュー

パターンプレビューを活用して、完全な繰り返しのパターンをすばやく作成できます。
以前は、テキスタイルデザインやグラフィック背景のパターン作成には、正方形の画像を使用する必要がありました。パターンプレビューでは、正方形は必須ではなくなりました。デザインがパターンとしてどのように精彩を放つかをリアルタイムで視覚的に確認できます。
空の置き換え

写真の中の空をすばやく選択して置換し、新しい空に合わせて景色のカラーを自動的に調整します。撮影条件が完璧でなくても、希望する雰囲気を写真に反映できます。
詳しくはこちら:https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/using/whats-new.html
Illustrator
オブジェクトの再配色

Illustrator では、ベクターオブジェクトまたはラスタライズオブジェクトからカラーテーマが自動抽出されるようになりました。このようなテーマは、デザインに簡単に適用できます。
スマートグリフのスナップ
スマートグリフガイドを使用すると、テキストや他のオブジェクトをライブテキストの境界線の周囲に正確かつ簡単に配置することができます。
強化された文字
高さの基準に基づいてフォントサイズを設定し、オブジェクトを視覚的なグリフの境界に揃えて、テキストフレーム内のテキストを垂直方向に整列することができます。
詳しくはこちら:https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/using/whats-new.html
Adobe XD
3D変形

3Dスペースでオブジェクトを回転。遠近法で表示。奥行きの表現もリアルな外観も瞬く間にできます。
共同編集
共同編集機能がベータから公開版になりました。どこからでも同じドキュメントを使い、リアルタイムで共同作業しましょう。
高さを自動調整
幅を固定したまま、テキストレイヤーのコンテンツに応じて高さを自動的に調整できます。
詳しくはこちら:https://www.adobe.com/jp/products/xd/features/whats-new.html
After Effects
ロトブラシ 2

ロトブラシ 2 を使用して、前景オブジェクトと背景をより高速に正確に分離します。Sensei を搭載し 、 機械学習を使用して、選択範囲を時間と共に伝播することで、フレーム単位で手間をかけてロトスコーピングする時間を節約できます。
3D デザインスペース

新規モードを使用して、After Effects で、3D スペース内のコンテンツをより適切に、高速にデザインおよびナビゲートします。このリリースでは、次のツールを導入しています。
- 3D 変形ギズモ
- 3D でのナビゲーションを改善するカメラツール
3D 変形ギズモ
新しい 3D 変形ギズモを使用して、レイヤーの回転、拡大/縮小、配置をおこないます。ディメンショナルガイドでは、オブジェクトがどのくらい移動したか、または回転した角度を示します。ギズモモードを素早く切り替えて、1 つのタスクに集中できるようにします。
詳しくはこちら:https://helpx.adobe.com/jp/after-effects/user-guide.html/jp/after-effects/using/whats-new.ug.html
Premiere Pro
テキスト書き起こし ※現在ベータ版

ARRI ProRes のカラーマネジメント
LUT が埋め込まれた ARRI ProRes 形式のカラーマネジメントにより、Premiere Pro でのワークフローが効率化されます。HDR プロダクションの場合は、rec709 LUT に切り替えて、HLG LUT で置き換えることができます。
Rec2100 PQ カラー作業用スペースのサポート
HDR ワークフローに、Premiere Pro の Rec2100 PQ カラー作業用スペースのサポートが含まれるようになりました。
ProRes RAW の読み込みサポート
Windows での ProRes RAW の読み込みサポートが、Intel および AMD GPU で利用できるようになりました。
詳しくはこちら:https://helpx.adobe.com/jp/premiere-pro/user-guide.html/jp/premiere-pro/using/whats-new.ug.html
その他アップデート
Adobe Stockに無料素材が大量追加!

詳しくはこちら:https://stock.adobe.com/jp/
Adobe Aeroデスクトップ版(パブリックベータ)

詳しくはこちら:https://www.adobe.com/jp/products/aero.html
以上が新機能、新製品のご案内です。
一部ベータ版もありますが、ワクワクする新機能も満載です!
これらの機能はCreative Cloudサブスクリプションが有効な方は追加料金なしで使用可能です。
※単体プランをご契約している方は該当製品の新バージョンのみ使用可能です。
次のページでは実際に私が気になったPhotoshopニューラルフィルターを使って自分の写真を加工してみました。